『真っ赤な嘘』インタビュー写経
SixTONES 2ndアルバム『CITY』発売に際して、各媒体で掲載されたインタビューの中から、髙地優吾と松村北斗のユニット曲『真っ赤な嘘』についての言及がなされている部分のみを抜粋しました。マジでそれだけ。
正直深夜テンションの中で地道にやった作業だし、ほぼ自分用なので見やすさの保証はないし、前後の流れぶった切ったりもしてます。ご了承ください。
- 『月刊テレビファン新春特大号』2022年2月号
- 『CUT』 No.440 JANUARY 2022
- 『GINGER』2 February 2022
- 『ViVi』 2 February 2022
- 『FREECELL』 Vol.43
- 『Johnny’s web』 INBOX
- 『anan』No.2281
- 『Talking Rock! 』 2 February 2022. No.118
- 『QLAP! 』2 February 2022
- 『CDでーた』 2022 下[SHI-MO]
- 『TVガイド』2022.2.4号
- 特設サイト 『SixTONES CITY』
『月刊テレビファン新春特大号』2022年2月号
Column 初回盤B収録・ユニット曲について
「真っ赤な嘘」(松村北斗×髙地優吾)
髙地「北斗やスタッフさんと『こんな曲をやりたい』って話し合って、ボカロアーティストの和ぬかさんに作詞作曲していただきました。歌詞では、北斗がネガティブ、オレがポジティブの役割を担ってるんだけど、そういう2人の対比がしっかり出た歌詞がいいなっていうのが希望としてあって。それは北斗の案だった。お互いの人間性を出した曲をやりたいっていうことを和ぬかさんに伝えたら、この曲が上がってきて。最高でしたね。MVは、同じ場面で同じシチュエーションで撮っても2人の関係性や考え方の違いも垣間見えるような撮り方をしてる。サウンドに和メロが入ってるけど、MVは全然和風じゃないよ。どちらかというと日常に近いかな」
『CUT』 No.440 JANUARY 2022
“SixTONESから始まる! 6人が開く音楽の未来”
ー本作で一番ハマった曲は?
「一番自分の中で没入感があるのは、“Ordinary Hero”、あと“真っ赤な嘘”です。“Ordinary Hero”は……たとえば僕なんかは、普通に働くっていう意味がわからないだろうと思われてると思うんですよ」
ーアイドルだから?
「うん。でも僕としては何が違うのわからなくて。学生は勉強することが仕事だし、人によっては家事をすることが仕事だったりもするし、いろいろな状況の人がいますよね。この曲は、そういうすべての人たちのために用意された歌だと思うんです、だから充分に僕にとっての曲でもあるよな、って」
ー“真っ赤な嘘”は歌詞が女性視点を思わせるものだったりもして。
「和ぬかさんに依頼する前に考えていたのは、曲の中でポジティブなキャラクターとネガティブなキャラクターに分かれてるんですけど、それをふたりの人間と考えてもいいし、ひとりの人間の中の天使と悪魔、内側の二極化としてとらえてもいいよね、ってことで。だから対極的な2人の会話に聞こえるかもしれないし、自分の心の葛藤にも聞こえるかもしれない。男性かもしれないし、女性かもしれないっていう」
ーそうした曖昧さというか、いくつものペルソナを自在に行き来するフリュイドな感覚って、松村さん自身にもある感覚なんじゃないですか。
「そうですね、あえて持たないようにしているのかも。僕は一撃必殺みたいな武器を持ってなくて……だから視野を広げざるをえなかったっていうか。ひとつの概念だけでは語りきれない魅力ってあると思うし、自分の場合はそこに懸けるしかなかったんです」
『GINGER』2 February 2022
“LET’S TALK TOGETHER” HokutoMatsumura×YugoKochi
松村「ユニット曲『真っ赤な嘘』は自分たちでもテーマや仕掛けを考え、楽曲を手がける和ぬかさんにお渡しして」
髙地「仕上がってきた曲がカッコ良くてリピートして聴いたわ。でも、正直、北斗と自分の声色ってこんなにマッチするんだと驚いたし、すごく良かった」
松村「混ざり合うような相性だったね」
髙地「6人では出せない雰囲気で、新たな扉が開いた感じがあった。ボカロが好きな人にも聴いてもらえたら」
松村「髙地の声には優しさや人間味があるんだなと感じたし、その声でポジティブな歌詞を歌うと歌詞が文字じゃなく言葉になるとスタッフの方が言ってたけど、納得」
髙地「自分の声色をしっかり出すことで、歌詞の意味がストレートに伝わりそうだと思っていたからうれしいわ。北斗はデビュー曲から下ハモをよく歌うようになったけど、そのおかげで、SixTONESの音色に深みが出たようね。重厚感や安心感、どっしり構えてる感じがある」
松村「頑張りたかったところだからうれしいし、安心した」
『ViVi』 2 February 2022
We are SixTONES #スト本
ー贅沢な一枚から、皆さんのイチオシの曲を教えてください。
髙地「俺もユニット曲の『真っ赤な嘘』ですね。北斗とはJr.時代から一緒に歌うことがよくあったんですけど、大人になった二人の声がこんなにマッチするんだ!って」
ーユニット曲について、もう少し教えていただけますか?
松村「俺と髙地の『真っ赤な嘘』は、ポジティブとネガティブという完全にキャラクター分けをしているんですよ。髙地がポジティブな歌詞、俺がネガティブな歌詞しか歌っていないという面白いコンセプトです」
『FREECELL』 Vol.43
ー松村さんと髙地さんのコラボ曲の『真っ赤な嘘』(初回盤Bのみ収録)もボカロっぽい曲ですね。
髙地「作ってくださったのが和ぬかさんというボカロ界では注目の方なんですけど、和テイストで、あのワードセンスっていうのジャニーズ界ではなかなかないような楽曲で、この2人だからできたのかなっていうのがあります」
松村「僕も好きなジャンルの楽曲ですね。ここ1、2年で日本で生まれた音楽で日本以外にない音楽だと思いますし、僕はこうした音楽を聴きたいしやりたいなと思っていたので背伸びして歌った感じはないですね。僕は海外にはない日本ならではの音楽が好きなので、自分の好みとも合致しました」
『Johnny’s web』 INBOX
2022/1/3 12:00 髙地優吾
『真っ赤な嘘』(HokutoMatsumura×YugoKochi)
北斗はデビュー曲から下ハモだったりちょっと低い太めの声とかを出すことが多かったんですけど、『真っ赤な嘘』に関しては高い声も出してて。ちょっと語り口調で歌ってるような歌い方や裏声がすごいキレイなので、新しい北斗が聴けるんじゃないのかな。MVもいろんな表情が出るような撮り方をしていただいているので、僕たちのいろんな表情を楽しんでください!
2022/1/4 12:00 松村北斗
『真っ赤な嘘』(HokutoMatsumura×YugoKochi)
Aメロでまず僕が歌いだして、それにかぶせるように髙地の否定の言葉から入るんですよ。この歌い方めっちゃ難しいだろうなって思っていたけど、髙地が歌ったら「そうだよね、そう言ってしまうネガティブな気持ちもわかるよ。でもね、こんなにも素敵なんだよ」っていうことがあのフレーズに含まれていて。説得力あるものに導く風を生みながら、余白を残しているように僕は感じて、ステキだなと感じました。
和メロでめちゃくちゃ難しかったけど、日本が誇るPOPSだと思うので、是非聴いてください!
『anan』No.2281
SixTONES つながりの音色 HokutoMatumura×YugoKochi
髙地「もう北斗のことは大体わかるから、今回のユニット曲『真っ赤な嘘』も全部任せようって思った。性格上、任せた方がのびのびできるだろうし、センスも信頼できるし」
松村「マジ? 俺も自分のアイデアに髙地がのってさえくれれば何でもできるぞっていうのはあったよ。それは髙地が柔らかい人だから。きっとどんな要素も取り入れて自分のものにしてくれるだろうなって」
『Talking Rock! 』 2 February 2022. No.118
ーそして髙地くん&松村くんの「真っ赤な嘘」(初回盤B18曲目) は、「うやむや」(『1ST』の通常盤に収録) と、「フィギュア」(シングル「マスカラ」の初回盤B &通常盤に収録) に続くボカロ系ナンバーで、どこかオリエンタルなアレンジが施されらポップサウンドと2人のファルセットも交えたボーカルが印象的です。
髙地「北斗(松村)がボカロ系が得意で、歌詞のおもしろい方とご一緒できたらいいよねと二人でスタッフさんと話してる中で、和ぬかさんに依頼してくださって。歌詞は2人の掛け合い風というか、北斗がネガティブなパートを、そして僕がポジティブなパートの担当で、その交わり方もユニークですごく気に入ってますね」
森本「〜。というか、ユニットの3曲は全部がおもしろいよね!」
松村「そう! 90年代に遡った『LOUDER』もあれば、和ぬかさんが手掛けてくれた和メロテイストの『真っ赤な嘘』はまさに今にジャストな曲で。この曲のMVも個性的で、今日の時点ではまだ完成前なんですけど、僕と髙地の写真と映像を『うやむや』のMVを手掛けてくれたアニメーターさんにお渡しして、それを絵のように、つまり三次元を二次元のものとして扱ってくださっていて。その方も実写作品は初めてらしくて、果たしてどういう仕上がりなのか、ぜひ注目してほしいですね」
『QLAP! 』2 February 2022
松村&髙地ユニット曲「真っ赤な嘘」制作秘話
松村「髙地=ポジティブ、オレ=ネガティブという楽曲の中のキャラ分けを、ライヴでは視覚的にも表現する予定。2人の考えていたことが演出家さんにいただいた案とちょうど一緒で、たぶん、これは超おもしろいものになりそう。2人の歴史のあらためて感じる時間にもなるかもね」
髙地「めちゃくちゃお気に入りで、ずっと聴いてる。オレらの性格を表した“ポジティブとネガティブ”を曲のテーマにしようっていうのは、北斗の案。北斗の発想力やセンスはやっぱりすごいなってあらためて思ったよ。ライヴは映像を使って、視覚でも楽しめるものになる予定。お楽しみに!」
『CDでーた』 2022 下[SHI-MO]
『CITY』楽曲メンバー対談 “真っ赤な嘘”
松村「まず曲があって、タイトルはあとから決まったんです。作家さんとスタッフさんが悩みぬいて決めたタイトル。そのぶ、すごいインパクト!」
髙地「いいよね一発で覚えられるし忘れない。曲も日本人が大好きなちょうどいいBPMの速さで、コピーラインもあったりして。SixTONESのアルバムの中にあるからこそいい意味で浮く曲でもある。僕と北斗の中では、“よっしゃー!”って上がった」
松村「言い方が合っているかわからないけど、正直、“勝ったな”って思ったよね。僕と髙地っていうこのペアだから持つ意味合いがある曲です」
髙地「ポジティブとネガティブ、2人の性格が表現されている感じの曲はどう?と作家さんからの提案をいただいた曲で。それめっちゃいいですね、詞はこういう感じにしようとか2人で相談した」
松村「2人の個性を入れて対話式の歌詞に、というテーマもあった」
髙地「僕らのワガママをきいてもらって出来上がった曲。その上、魅力的なタイトルまでつけてもらったので自信あります」
松村「勝ったな、僕ら(笑)! ここ数年で日本が完成させたJ-POPという感じで、海外にはない音楽になったと思う。これぞ日本が作った音楽」
髙地「北斗の裏声、高いキーも、おすすめです。2人の声の相性もこんなに良かったとは!」
松村「そう! 嬉しい発見でした」
『TVガイド』2022.2.4号
すとーんずのれんさい SixTONES STYLE VOL.130
STYLE25. SixTONES ×つーしょっと Part.6
11 Hokuto×Yugo
髙地「〜。最近のふたりでの活動といえば『真っ赤な嘘』だね」
松村「『CITY』のユニット曲ね。アイデアを出すところから参加することができて、超面白かった」
髙地「北斗の発想力はすごいなってあらためて思ったよ。しっかり意見を伝えることもできるし」
松村「生意気なんだよね、俺(笑)」
髙地「俺は何かを発想するのが不得意で、言われたことにきちんと取り組むのは得意。だから一緒にものを作る上で相性はいいと思う」
松村「そうかも。俺はステージに立ってパフォーマンスする側にしか出せないアイデアがあると思っているから、もしも採用されなくても出すだけ出しちゃえ、っていうスタンスなんだよ」
特設サイト 『SixTONES CITY』
LIBRARY. M16 真っ赤な嘘 ライナーノーツ
松村北斗
和メロという日本の宝のような曲にのせて、2つのキャラクターのひとりごとの様な対話の様な繊細なバランスを楽しんでもらえる曲になっています。
2人の根本にある個性を引きずり出して一曲に詰め込んでいます。
髙地優吾
入所当時から一緒に頑張ってきた2人に、和ぬかさんの世界観が素敵な形でマッチした楽曲になっている。ボカロ調の曲だが、2人にしか出せない空気感や歌声を堪能して頂きたい。歌詞もすごく素敵なので注目してほしい。
たぶん自分が購入した雑誌の中ではこれが全部だと思うのですが、抜けがあったり、こういうのもあったよみたいなのがありましたらお知らせいただけると大変嬉しいです。